調味料原料Seasoning
甘味料
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高甘味度甘味料
- サッカリン
- 蔗糖の200~500倍の甘味を持つ合成甘味料
- グリチルリチン
- 甘草。蔗糖の500倍の甘味度。甘味特製として後から甘味を感じる特性がある。
- ステビア
- 蔗糖の約300倍の甘味を持つ。塩性食品の使用から、飲料用途への利用が進んでいる。
- アスパルテーム
- 蔗糖の200倍の甘味度。低カロリー食品への利用を初め、苦味のマスキング、ベタつきの防止、う蝕防止といったメリットを持ち出しヒット商品となっている。
- スクラロース
- 蔗糖の600倍の甘味を有する。現在、米国、カナダ、オーストラリアなど世界31カ国で認可され、世界需要は150トンを超えている。
- アセスルファムカリウム
- 蔗糖の200倍の甘味を有し、カロリーは0。また、他の甘味料との併用による甘味増強など各用途における組み合わせも、需要拡大の一因となっている。
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高甘味度甘味料に関する詳細は下記をご覧下さい
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低甘味度甘味料
- 加糖(フラクトース)
- フルーツシュガーと呼ばれ、天然に多く残存する糖である。蔗糖に比べ、後に残る甘さが少ないことが飲料向け甘味のトレンドに合致し需要は拡大している。
- パノース
- イソマルトオリゴ糖の一つであるが、オリゴ糖の中で最も抗う蝕性が強い糖質。
- トレハオース
- 澱粉老化抑制効果、たん白質の変性防止、吸湿性の改善、呈味の改善効果などをはじめとし、様々な効果が期待できる。
- エリスリトール
- カロリーゼロのうたえる甘味料として、飲料への使用が殆どである。世界的にも日本が最大の需要国。
- ラクチトール
- ノンシュガー、低甘味でありながら砂糖に近い。しかもすっきりした味質。
- マルチトール
- シュガーレスブームに乗って需要を伸ばしてきた糖アルコールの1つで、特に吸湿性をカバーする。糖アルコールとしてシュガーレスキャンディ、ガムの設計する際に用いられる。
- 還元水あめ
- 糖化水あめに水素添加した素材であり、元の水あめの分解度によりマルチトール、還元デキストリンの比率は異なる。
- マンニトール
- 結晶性の粉末で吸湿性がほとんど性質からチューインガム、飴の粘着防止に使用される。
- ぶどう糖
- 広く食品加工に使用される。温度によって甘味の感じ方、性状も変わる。
- ショ糖
- 広く植物界に存在する。さとうきび、さとうだいこんなどに多く存在する。
- オリゴ糖
- カップリングシュガー、パラチノースオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、乳果オリゴ糖などがある。
- マルトース
- 良質であっさりとした甘味。甘味度が低く、他の糖との相乗効果がない為、添加量が増えれば糖濃度を下げずに甘味度は低下する。
- ソルビット
- 爽快な甘味を有し(ショ糖の60%)舌に寒冷感を与える。保湿、柔軟性を与えるためにも使用する。
- キシリトール
- 97,4に添加物認可されチューインガムをはじめ、ハミガキ、デンタルケア商品への採用が拡大している。
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低甘味度甘味料に関する詳細は下記をご覧下さい